みのむしが絶滅?
冬の風物詩
冬の景色によく似合うものの1つとして、ミノムシがあげられる、これは、ミノガという比較的小型の蛾なかまの幼虫が作るポータブルケース、いわゆる蓑であることはよく知られている。成虫になると、みな羽化して飛んでいってしまうかというとそうでもなく、このミノガの仲間のメスは羽化せずに、一生この蓑の中で幼虫と同様の姿で生活を続けている種が結構ある事は余り知られていないかもしれない。
ミノムシは何も林道など自然豊富なところにわざわざ行かずとも、家の周りでいくらでも見られる・・・と、思っていたが、そうとばかりも言えない事情らしい。
少しばかり前の話題になってしまうのだが、日本に生息する代表的なミノガの一種「オオミノガ」が、外来種のヤドリバエに寄生されて絶滅しかかっていた。この情報自体を私が耳にするのはかなり遅かったのだが、なんとなく最近ミノムシがいなくなったなあ・・・と感じてはいた。
しかし、絶滅が危惧されるほどであったとは驚いたものだ。
もう一種の代表種チャミノガなどは、茶の葉を荒らすので害虫とされているが、どういう種であっても、やはり、種が途絶えるということは、自然界ならあってはならないことではないものの、人間の活動を介して起きる絶滅(この場合は外来種の持込など)は、好ましいこととはいえないだろう。
最近では、その外来種のヤドリバエに寄生するハチが現れて、ミノガが徐々に数を回復し始めたようにも聞いている。なんとも因果な世界。
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コメント
ミノガ?かどうかわからないのですが
玄関横の壁に1、2年前にくっついてました。
いつ羽化するのだろうって思っていたら・・・しなかったんです。
きっとこれが蓑の中で一生を終えるタイプの子だったのですね。スッキリしました!
投稿: umi | 2004.02.20 13:43
はじめまして。
そういえば、みのむし最近見ないです。子供の頃などは、よく庭の木にくっついているみの虫をとったりしてました。今考えるとかわいそうなことをしたと思います…。絶滅しかかっていたとは!
森に入ったときに気をつけてみてみようと思います。
投稿: hato | 2004.02.20 20:02
UMIさん。
羽化しないミノガのメスは、蓑の中では~とマークなんです。
そこで一生を終えはしますが、蓑の中からカワイイ第2世代がぞくぞく出てくるんですよ・・・UMIさんの家の玄関先からは巣立っていった子供たちがいたのかな?
hatoさん。
私もやっぱり、たくさん捕りました、子供の頃は。
でも、1人の子供が、いや、日本中の子供が束になってミノムシを各自で数匹を捕ったところで絶滅には結びつかない・・・昆虫ってそれほどの繁殖力があります。
昆虫を食べる一羽の鳥が、捕食する虫の数なんていったら、そりゃあもうすごい数です。それでもまったく影響なし。
ところが、自然のバランスというのは、すごい力ですね。どこにでもいた生物でも、簡単に危機に陥ることになる。
ミノムシに出会ったらまた教えてね。
投稿: 代官 | 2004.02.20 21:36
素敵なコメントだったのでトラックバックさせていただきました。
でも、慣れないもので汚なくしてしまいました。
ごめんなさい。消せますか?
投稿: gty | 2005.05.23 18:58
gtyさん、こんにちは
tb&comいただき、ありがとうございます。
特に差し支えはなかったですが、お申し出のとおり、tbは重複する2つを削除させていただきました。
ミノムシ、がんばって空に翔ばせてあげてくださいね。
投稿: 代官 | 2005.05.23 20:55