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風の名前

N200312210078.JPG
風の足跡

千葉/我が家の住まいあたりは、風がめっぽう強い。そして、風の強い日数が多い。
少々鬱陶しく感じなくもないが、その風にも、全国各地には様々な固有名詞などを持つものがあって、なかなか味のある名も少なくない。

「あなじ」とか「ならい」などの冬の季節風名はご存知だろうか。どちらも冬の偏西風起源の風。「あなじ」は日本海沿岸、主に山陰地方で使われる呼称で、対して「ならい」は太平洋側。東北から紀伊にかけて使われるらしい。

「あなじ」は小説などでしか会話の中で使われることを聞いたことはないが、とても寂しいイメージを持つ。ひとつの言葉が生むイメージというのは、人それぞれの経験などに由来するものだろうが、私は「あなじ」と聞くと、暗くよどんだ雲の下、ひと一人いない砂丘に半分風紋で埋まった風除けの簀が、ヒュィーヒュィーと鳴っている映像が浮かんでくる。

「ならい」は近くでは「筑波ナライ」など山の名前に付いて聞くことがある。そもそも「ならい」とは、山の側面に沿って吹く風をいうらしい。
釣りにいそしんでいた頃、主に漁師の言葉として、北(ならい)、東(コチ)、南(ハエ)西(ニシ)が使われていると聞いた。

そういえば、九州などで、南(ハエ)の付いた地名、例えば南風原(ハエバル)などを聞くが、房総にも横尾林道の南方向、長狭地方に北風原(ナライハラ)という地名があって、気になっている。

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~風の力をエネルギーに~ 冬の季節風が強い日が続く。太平洋側は晴れて乾燥してき [続きを読む]

受信: 2005.01.03 19:07

コメント

本文より引用…“ひと一人いない砂丘に半分風紋で埋まった風除けの簀が、ヒュィーヒュィーと鳴っている映像が浮かんでくる”

北斗の拳で、「風のヒューイ」っていたよね?

・・・・すみません、退散します。

投稿: | 2004.03.02 14:35

「ほ」さん、なぜにここで南斗五車星かな?
兄弟の炎のシュレンは、仇討ちにラオウに立ち向かったが・・・
「むぅ・・・、うぬはリンを使いおるか・・・」とかの一言反応があった程度で、返り討ちにあったのでしたね。
雲のジュウザがやはりいいですな。

おお、いいヒントをもらいました。「・・・の名前」は、シリーズにして続けましょう。

しかし、五車星とは本来、ぎょしゃ座の4星におうし座の1星を加えた五角形をなす「星の名前」。結構北にあるのだけれども、これがどうして南斗なのやら。

投稿: 代官 | 2004.03.02 23:22

雲のジュウザと山のフドウ以外、五車星はいいところなしでしたもんねぇ。

・・・って、まさかこんなコメントにそのように反応されるとは思いませんでした(笑)

投稿: | 2004.03.03 13:06

代官さん、こんにちは。
漁師言葉、よく聞いています。山に惹かれる海育ちなのです。
南西の風のことを「まぜ」と言ったりしますよね。
意外と、自分の住んでいるところにも古い言葉、普通の人は使わなくなった言葉をまだ使っている人がいるんだな、と感じることがあります。
風紋、きれいですね。うちのほうの海ではあまり見られません。

投稿: 葉兎 | 2004.03.04 13:06

葉兎さんどうも
「まぜ」は「まじ」「はえ」などと共に太平洋岸の夏の季節風。小笠原高気圧から吹きだす風をいうのが通例でしょうか。
葉兎さんは、伊豆周辺あたりの育ちなのでしょうか。
風とは別ですが、紀伊・伊豆・房総の黒潮ラインは、地名や苗字など、共通する名が多いですね。

投稿: 代官 | 2004.03.04 21:57

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