房総の素掘りトンネル林道
異郷への入口か?
房総には、素堀のトンネルのある林道が多いことを前回ご説明した。
では、具体的に代表的な道を紹介しておく。
①林道志駒線
富津市志駒から南方向へ入ってゆく行き止まりピストンの林道である。道程は短いが、沢に沿った道は、山の奥深い雰囲気も満点で、そこに素堀のトンネルが4本連続で現れる。ただ、残念ながら最近は治山工事のため通行止めとなっている可能性が高い。
→林道志駒線の地図
②林道高宕線
君津市怒田沢から日笠へ抜ける林道。これまた、近年通行止めが多く、なかなか走ることが出来ないのだが、景観もよい沢沿いで、走れれば極上の気分になれる。なお、本線のダート部分が通行止めの場合でも、通常は通行可能な怒田沢側の舗装区間で、いくつかの素掘りトンネルを楽しめるので、ダメ元で訪れてみてもいいかもしれない。
→林道高宕線のレポート
→林道高宕線の地図
③林道竹岡線
富津市竹岡から林道金谷元名線へと通じる林道で、復員がかなり狭く、大型四駆車では、状況次第で断念も必要になるほどスリリングな走行となる。この道は金谷元名線から下ってきたほうが雰囲気はよく、その場合、林道の一番最後を素掘りトンネルで締めくくって終点となる。トンネルは、かなり小さく掘られていて、高さは最低部で220~230cmくらいなので、車高のある車はルーフキャリアなどを装着時には抜けられない場合もある。
→林道竹岡線のレポート
→林道竹岡線の地図
④林道六本木線
R465、君津市の房総スカイライン入口(北側)の500mくらい南から東方向へ入る道。ピストンコースで、道もトンネル内もかなりのマッド、その筋の方は楽しめるかもしれないが、路肩の弱いところも多いので少々注意が必要。素掘りとしては、かなり大きなトンネルがあって、知人からコウモリが生息しているとの楽しみな情報をいただいている。
→六本木林道の地図
⑤林道保田見線
県道182号線、富津市田島から高塚へ至る林道。この道は残念ながらダートではなく、簡易舗装の細道である。林道からは民家がいくつか望めるが、落ち着いたたたずまいは、随分古くからこの地に居住しているのではないかと想像される。林道の最奥部に3つくらいだったか、素掘りトンネルが残っている。
→林道保田見線のレポート
⑥宇藤木の道
富津市最奥部の戸面原ダムから宇藤木の集落を経て山間に消えるこの道は、林道ではなく市道だと思われる。ダートでもない。路面そのものは普通の細い山道だが、素掘りトンネルはすばらしい。一つは普通の素掘りトンネル、もう一つはもともとあった大きな洞窟をくぐるような、他にはちょっと見られない景観を呈し、一見の価値がある。
→宇藤木の道のレポート
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