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カワゲラが一斉に飛翔

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~陽気に誘われ~

昨日は八溝山を遊んできた。
春の山は様々な季節感を纏っていた。
道端に敷かれたカーペットのように黄色いタンポポが咲き。同じ黄色でも、少し暗い山道で山吹の花が彩りを添えていた。タテハチョウがせわしなく羽ばたいては止まり、ヤマメの若魚だろうか、小魚が温んだ水に踊っていた。

水辺の昆虫と言えば、トンボのほかにカゲロウやカワゲラの仲間である。昨日の八溝山麓ではカワゲラが目立っていた。

カワゲラの仲間は、両生類のように幼虫はみな水生である。1~3年程度を幼虫で過ごし、主に他の小さな水生昆虫を食す(小型種では雑食もある)。
春から夏にかけて脱皮して成虫になるが、成虫は食物摂取の術をほとんど持たず、生殖活動の役目を全うする。このあたりの生態は昆虫には珍しいことではないが、あまり知られている話でもない。
人間の一生などと比較してみるのは、あまり意味のないこと。ただ、文学的には、セミやカゲロウなどのように「短い夏」などとして引用される。実際には幼虫の期間とあわせた一生が、その体の大きさに対して短いということはないと思うが、それはそれで、いいのかもしれない。

カワゲラの成虫の体は、みるからに原始的に見える。バッタの仲間(直翅目)の原型となるのだろうか。左右2対の羽をぴたっと平らに重ねて背中に乗せて畳む姿は、とても特徴的だけれども、同じカワゲラの仲間の詳しい種名は、なかなか難しい。

このカワゲラが、暖かな陽気でいっせいに羽化したのだろう。昨夕、八溝山麓では、走る車にカワゲラが群がるほどの飛翔が見られた。

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