ブナの林
~若葉のトンネルを逝く~
いよいよ新緑の季節がやってくる。
山で一番好きな季節。特にブナの林道はたまらない。
新緑の季節のブナ林を走り抜けるとき、まさしく緑のトンネルをくぐるごとく、右も左も黄緑色。まだ柔らかい葉が陽光を透かして、また、隙間からちらりと光のスポットを道に落とす。
一度だけ見たことがある忘れられない光景。
部分日食の時をブナの林で迎えことがある。ブナと日食?まったく関係はないようだが、確かに直接関係はなく偶然だった。
ブナの若葉の隙間からこぼれた光のスポットは、普段なら地に丸い模様を描くけれども、そのときは、無数の月を映し出した。そう、ピンホールカメラの原理、欠けた太陽の姿そのままを地に映し出した。
幻想的な地に散りばめられた月模様。
ブナの森は北は北海道南部が北限で、南は鹿児島まで分布している純粋な日本の温帯の森である。
特に雪の多い東北や日本海側では、他の木々に比べて生存環境に適合していて競争に優ってブナ帯を形成している。
高さは20mより高くなり、直径は太いもので1mにもなることがある。むろん、そういう元気なブナは近年の環境ではあまりお目にかからないが、林道で奥地を走ると、たまにあの灰白色で滑らかな独特の幹をもった素晴らしい大きさのブナに出会うこともある。
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コメント
代官さん、こんにちは!
読んでいたら、羨ましくなりました。緑のトンネルの情景が目に浮かぶようです。
部分日蝕と重なっていた幻想的な光景、見てみたいですね。
投稿: つきのこ | 2004.04.18 12:29
つきのこさん、こんにちは
昨日、新緑の芽吹く山に行ってきました。まだ緑のトンネルにはなっていませんでしたが、あと一月もすると素晴らしい情景が拡がるでしょう。
日食の幻燈は、近くの公園の木々などでも同じ光景が見られるでしょうね。
投稿: 代官 | 2004.04.18 14:20