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ベニシジミ

N20040321_0012.JPG
~馴染み深い蝶も傍で見ると~

里山や田のあぜ道などを歩いているとき、足元をせわしなく逃げては止まるこの蝶が目にとまる。
目にはよくとまるが、小さい蝶であまり気にも留めていなかった。
しかし、カメラ、それも何でもどんどん撮るようになったデジカメのおかげで随分印象が変わった。手軽にマクロな画像を映すことのできるデジカメでこの蝶を撮影したとき、驚くほどこの蝶の色彩が素晴らしいことに気がついた。

もっともっと傍に寄って、この蝶を画像一杯に撮影したら、また、さらに違う世界が見えてくるかもしれない。
マクロ撮影を目的に野を歩くと、小さな野原のほんの一角が物凄く広い世界に感じる。自宅の花壇でさえ一つ一つの植物がそれぞれ小さな世界であり、その世界が無限に続いているような印象さえ感じることがある。まるで、自分が昆虫の世界に入ったかのようだ。

このベニシジミは、春も早いうちから現れて、10月くらいまでは見られるとても馴染みの深い蝶だ。人家の周辺でもいくらでも見られる。けれども、傍によって、じっとその深いオレンジ色を目に焼き付けると、どこにでもいるこの蝶が、とても高貴で希少な蝶にさえ感じてくる。

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コメント

自然のつり出している色調や模様は
どんなセンスのいい一流デザイナーにも作れない
素晴らしい物がありますよね、代官さん!

時には鳥肌が立つほどグロイのもありますが・・・

投稿: umi | 2004.06.25 12:51

ほんとにマクロ撮影していると、今まで気が付かなかった素晴らしい世界を発見できますね~。小さな昆虫でも良く見ると綺麗に輝く眼をしていたり、七色に輝く甲羅を身にまとったりしていたりと・・・。今までムシや花にはあまり関心なかったのですが、マクロ撮影を始めて改めて小さな世界に美を感じました。

投稿: 山男 | 2004.06.26 01:12

umiさん

自然のデザインは本当に素晴らしいものです。また、ある意味、非常に不思議です。
それは、人間のように感性で物を見ることのないはずの動物や植物たちが、あのように多彩で、なんともいえない色調を自ら持ち合わせることは、その生物にとってどんな意味があるのか想像もつかないという点です。
にもかかわらず、美しい生き物は珍しくなく、みな、それぞれ個性ある秀逸なデザインを持っていますね。

山男さん

マクロ撮影。大変難しいものですが、楽しいですね。
昨日、あまり時間はたっぷりとれませんでしたが、会津の駒止湿原などで、いろいろ撮影してきましたよ。
モウセンゴケが特にたくさん撮ったかな?
あとで、レポートなどに載せますね。


美しい自然の造形を、微小な世界まで覗き込むと、見慣れたものにも新たな発見があります。

投稿: 代官 | 2004.06.29 00:44

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