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グリーンアノール

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~実は脱皮するところなのです~

帰化生物の繁殖規模の増大については、あらためて言うまでもないが、林道で分け入った山の奥地においても、そうした帰化由来の動植物に出会うことが、あたりまえのようになっている現実を目の当たりにしていると、楽天傾向の私といえども、少々心配にはなってくる。

生物はもともと棲息域の移動、拡大を繰り返して繁殖してきたものではあるのだけれども、何の脈略もなく、突然そこに放たれた生物は、その生物には都合の悪い敵対生物(いわゆる天敵)との縁を断ち切った繁殖を手にするため、比較的多くの場合において、競合する他の在来生物に対して優位である。

ある地域に新たな種が単純に加わるだけならば、生物層が多様化するのみであって、それほど深刻なことではないのかもしれないが、その環境が支えることのできる生物数には限度があって、競合ということが起きるから、帰化生物というものが、上記の優位性から、在来種を駆逐していってしまうところに問題が付きまとうわけである。

我が家にグリーン・アノールという帰化種のトカゲがいる。北米原産イグアナ科のこのトカゲは、1960年代の後半に小笠原に移入されて、現在では定着繁殖して在来のト力ゲに悪影響が出てしまっている。我が家のものは、その小笠原からとある経路でやってきたのだが、なかなか食欲旺盛で、動きも活発で愛嬌があり、緑から茶への色の変化なども見ていて楽しく、なんといっても姿が可愛いが、やはり、日本に定着している生物としては、なにか違和感もある。

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