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昆虫の惑星

N20040724_0004.JPG
~この星で最も繁栄するもの~

昆虫の顔は工芸品のように精巧だ。
とりわけ、甲虫など、拡大して見てみると、ソリッドなその顔は見方によっては、少し恐ろしげではあるけれども、そういう感情抜きで、メカニカルな観点だけで眺めたならば、きっと、その完成度の高いデザインに感心せずにはいられないだろう。

それにしても、数ある生物の種のなかにあって、昆虫の繁栄ぶりには舌を巻かざるを得ない。
およそ、地上のあらゆるところへ進出し、それぞれに適合した生活力、繁殖力を身につけ、他の生物群とは比較にならない個体数を維持している。

この地球上では、個体数だけでいったら、人類や哺乳類などとはは比べ物にならない桁違いの生命数を維持しているのだ。地球を「昆虫の星」と称してもおかしくないとも言われるが、まさに、地球が我が物であるかのような錯覚は捨てなければならないだろう。

映画などの影響が多分にあるかもしれないが、我々とは似ても似つかぬ昆虫たちの顔つきを眺めていると、昆虫のことを、他の生物の進化系統とは別個発展したものだとし、その起源を他の天体からやって来た異星生命に求める仮説も、あながちありえない話ではないような気まで起きてしまう。

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コメント

 お代官様のコメントは一考の価値はありそうでです。
まあ、昔生物の本の裏表紙に記載のあったダーウインの進化論の樹系図あった、昆虫の進化の過程を説明では、ネコツカイとしても納得の行かない部分がありましたからね。
 まあ、地球上にはオーパーツとか、超古代文明とかいうのものの痕跡もあるようですから(ガセネタでないとすれば。)、昆虫たち自身が一種のオーパーツである可能性も捨てがたいかも?
 今後のお代官様の研究を待ちたいところです。

投稿: 根古津 甲斐 | 2004.09.11 07:41

おお、これは、根古津 甲斐さんではないですか
このような、ページからお入りいただくとは、思いもよりませんでした。恐れ入りますとともに、奇人ぶりに感服しかけています。
ところで、進化の系統樹というものは、概ね現生及び化石生物の観察から推測されたものではありますが、推測だけにいまだ不可解な、疑問な部分がありますね。
そもそも、大きな進化(=「実用に耐える羽」が生えたりなど)は、漸進的に起こるのか急進的・飛躍的に起きるのか。かつては、漸進的な進化論が主流でしたが、感覚的には後者のような気がします・・・
進化の話に限らず、そのうち、根古津 甲斐さんのお話をゆっくりお聞かせください。

投稿: 代官 | 2004.09.11 11:52

早速の回答、誠に、痛み入ります。
お代官様も今西錦司教授の「クリチカル進化論」を支持されているようですな。
 私も高校生のころ、彼の論文(といっても、なぜか国語の教科書に掲載のあったものと記憶しておりますが。)を読んでみて、どうも、ダーウインの適者生存論では説明がつかない部分が多く、彼の説に一考どころか、極めて、注目すべきものではないか、との感想を持った遠い記憶があります。
 まあ、お代官様の考察による、「飛翔可能な羽」に限らず、哺乳類が魚型になったり(鯨や海豚の類)、その昔は魚竜がいたりしたもの、クリチカルな進化があったからに違いないと、ネコツカイは考察している次第です。
 なんにしても、お代官様に奇人と認定されているネコツカイは暇に任せて、特に、秋から冬にかけては、書斎において、さまざまな研究をしている次第です。
 今後、私の研究成果についてのご披露を別のパラダイムにおいて発表する見込みです。
 

投稿: 根古津 甲斐 | 2004.09.11 19:28

故今西錦司教授の主体性ある進化論。
前一文のみで、それを持ち出されるとは、根古津 甲斐さん、さすがです。
西欧では、一部散々に言われますが、私が受けた影響は計り知れないものがあるのは確かです。

根古津 甲斐さんの今後の研究成果、いかような機会でも結構ですが、是非とも拝見させてください。

投稿: 代官 | 2004.09.12 21:32

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