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浅間山

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~横尾林道から房総の「浅間」嶺岡浅間を望む~

最近になって、浅間山が久しぶりに火山活動を活発化させて世間を騒がせている。
いうまでもなく、長野・群馬県境にある日本有数の活火山である浅間山のことであるが、「浅間山」の名を持つ山は各地、特に南関東には少なくない。

「浅間」は元々、山岳信仰に根ざした名前であり、富士信仰のひとつである仙元講を由来とする。そして、「仙元」は、いつしか「浅間」となり「せんげん」とも「あさま」とも読まれるようになった。山の名前のときには、どちらかといえば「あさま」が多く、神社の名前は、ほぼ「せんげん」と読まれているのではないだろうか。

私の地元でも、毎年6月30日には「せんげんさま」の祭礼があり、子供の頃など楽しみにしていたものである。
元が仙元講であり、それは、江戸期以前に富士山の火山灰による農作物の被害を、祈願によって静めようとする講であったのであるから、浅間様はどうしても富士の風下の南関東に集中する。
千葉県には「浅間様」が多くある、その数200ともいわれるが、「浅間山」は「山」なので、南の房総地域に限定される。

冒頭の活火山たる浅間山と富士信仰との関係は、同じ火山という以外よく分からないが、あれほど高い「浅間山」は他にないので、関係が薄いのかもしれない。または、これも想像の域を出ないが、富士山の活動が休止して、「御神火」の名が富士山から伊豆大島の三原山に移ったように、浅間も富士から上信国境の浅間山に移ったのかもしれない。

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