椎の実・しいのみ
~馴染み深いスダジイの実~
秋といえば、シイの実拾いが一番の楽しみだった。栗より椎だった。
理由はと問われても、よくわからないが、採ったシイの実を炒った香りや美味しさもさることながら、生のままポケットに何粒か忍ばせて、時折「ポリポリ」とやっていたのが子供の頃の秋の常だった。
シイの実というのは、ドングリの仲間の中の1グループの通称であって、他のドングリとは明確な区分けのない、観念的な分類であろうと思うが(蛾と蝶、クジラとイルカのように)、通常、タン二ンが少なくて渋味のないものを指して呼ばれている。
関東で一番、馴染みがあるのは、スダジイの実になるだろうか。スダジイは、ひび割れた樹皮が特徴で、冬も緑の葉を残す常緑樹である。公園や学校から家の庭木としてもよく植樹されている。
特に神社に植えられたものなどは大樹が多く、よく枝を拡げていてシイの実も多い。もちろん房総などの低山には、その姿も多く、ときには大群生して生えている。
このスダジイは春にささやかな花をつけ、新緑の時期は少々寂しい常緑樹林を白っぽく染めるが、花の蜜は匂いが悪いといい、養蜂家からは嫌われるらしい。
肝心の実の方であるが、これは花の咲いた年に熟すのではなく、開花から1年半かけて、翌年の秋に約1.5cmくらいの、長めの黒っぽい実となる。
実は、外皮に守られて育つが、熟すと外皮が先から裂けて、ポロポロと地に落ちる。
もうすぐシーズンが来る。拾ったシイの実を入れた袋のザクザクとした感触と重さが今から楽しみだ。
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~クリもドングリの仲間~ シイの実というのは、ドングリの仲間の中の1グループの [続きを読む]
受信: 2004.11.22 13:27



コメント
神社で子供と、とんぐりを拾っていたら先のとんがった黒っぽい皮?に包まれたものが落ちていました。
?しいの実?と思い検索したら写真と同じでした。
皮ごとフライパンで煎ったら食べられるんですか?
投稿 そらパパ | 2007.11.04 22:29
そらパパさん、こんにちは
もちろん、美味しく食べられますよ。
皮ごと・・・って、
外皮のことじゃないですよね(^^ゞ
ようするに、ドングリ状態で煎ります。
黒い殻が少しパカっと割れるくらいが
食べごろですよ。
ただ、フライパンは
空焼きになってしまいますから
そのままでは痛めてしまいますので
いらない鍋やフライパンを使ったほうが
無難です
投稿 代官 | 2007.11.04 23:07