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ドングリの仲間の分類

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~クリもドングリの仲間~

シイの実というのは、ドングリの仲間の中の1グループの通称であって、他のドングリとは明確な区分けのない、観念的な分類というふうに椎の実・しいのみの項に書いたが、詳しく見ていけば、ある程度の分類はある。
(今回はちょっと補足的な説明です)

まずその前に、ドングリ(広義)というグループは、何かというと、ブナ科の植物で、堅い実(堅果「けんか」という)と、それを包むやや堅いカラ(殻斗「かくと」という)をもったグループを広くさす。

ではその分類だが、クリ・ブナ・シイ・ドングリ(狭義)と一般には呼ばれていることと思う。

まず、殻斗の中に堅果が複数入っているものと、単独のものに分ける。

堅果が複数のなかまのうち、2~4個入っているのがクリ(まあ、クリの場合は、そう細かい話をしなくても、誰でもそれ判ると思うけれども)。
いつも2個なのはブナ

単独の仲間のうち、殻斗が堅果を全部包むのがシイ
堅果の基部のみを包むのがドングリ

こんな分類は口で言うと単純そうだけれど、案外見た目だけではわかりづらいのかもしれない。
イガイガはクリ。帽子を被っているのはドングリ、殻が全部に被っているのはシイだけれど、その中味が2つなのはブナ。こう言った方が、本当はわかりやすいだろうか。

さて、こうして分類した4グループを更に細かくみてゆくと、よく見かけるものは次のとおりで、ここでは簡単な説明だけつけておく。
クリ:クリ
ブナ:ブナ(殻斗が堅果より長い)、イヌブナ(殻斗が堅果より短い)
シイ:スダジイ(樹皮が滑らかで実は細い)、ツブラジイ(樹皮がひび割れ実は丸い)
ドングリ:殻斗の模様が輪の様な仲間と鱗状の仲間に分けられる。
     →輪:イチイガシ、シラカシ、アラカシ、アカガシ、ツクバネガシ(一般にカシといわれる仲間)
     →鱗:常緑樹はウバメガシ
        落葉樹のうち殻斗の鱗が長いものと短いものがある。
        →長い:カシワ、クヌギ、アベマキ
        →短い:コナラ、ミズナラ
たぶん、クヌギの仲間を除いたカシやコナラの仲間を一般にはドングリと言うのではないだろうか。

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