風の音色
~風の力をエネルギーに~
冬の季節風が強い日が続く。太平洋側は晴れて乾燥してきた。
千葉の東端部、もともと常時風の強い地域だが、今日も強い北西風に、風力発電の巨大な風車は勢いよく廻っていた。
風は大気の呼吸。ときにはかすかに、ときには強く音を呼ぶ。
音は空気の振動。あるものは低く、あるものは高く、固有の音色を奏でる。
「風」も「音」も空気の現象であるのだから、そういう意味で、風と音が同類でもあるのだなぁと思い当たる。
風が立てる音は、空気の流れが作る渦の音。
風が吹き抜けるとき、突き当たったものの後ろにできる空気の渦が風の音。大気の傷の立てる音。
また、その風そのものの音のほかにも、風につき動かされる物が立てる「風が呼ぶ音」もある。
雨戸のカタカタとなる音、旗がパタパタと翻る音、樹木の軋む音。
風が作る浪。その浪が立てる音。
思い返してみれば、地上は風の作り出す音色で溢れている。
※「風の名前」については、以前、ここで書いた。
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~暗い音色を呼ぶ風景~ 電線や垣根などに強風が当たるとき、「ヒュー」というあの [続きを読む]
受信: 2005.01.05 00:27



コメント
風・・昨年あたりから空の仲間の間では、加波山周辺での発電用風車の建設予定が話題になっている。当然、建設されたらフライトエリアは閉鎖になるでしょう。私は少し離れた高峰山がホームなので、ここでは飛んだ事ないですが・・・
空飛びを学んだ九州・大分県でも既に数箇所ものフライトエリアが消滅し、姿を変えてしまった。人口構造物建設が必要な事かどうかは判断出来ませんが、山林が消滅しコンクリート姿に変わる様は残念でなりません。更に、湯布院・別府温泉などの地下水の流れに影響は無いのか?色々と気になってしまうところでもある。 まあ、こう言う話はきっと日本だけでは済まない事なんでしょうけど。
投稿: ほけ。 | 2005.01.03 23:46
ほけ。さん
そうか、そうですね。動かない高圧線があるだけでも危険なのに、あのように巨大なファンが、ブンブン回っていては、お空の仲間には、危険極まりないですね。
空を飛ぶ鳥たちにとっても、非常に脅威となるでしょう。
飛行場で、飛行機が鳥たちの大きな脅威になっていますが、飛行機にとっては、鳥が大きな脅威です。互いに相反する部分が多いんですよね。
風力発電が、環境を配意した発電方法といいながらも、そのように完全な環境保持はできないというように、人間の活動には、いつも自然のバランスを損なう要素が少なからず含まれているものです。
人、一人が必要なものを、人、一人が生み出すのなら、バランスは壊れないと思うのですが、人間の社会は、余剰・・・いや、生産という形で、自己の要すものの何倍、何十倍、何千倍・・・とモノを生み出してゆくシステムになっているのですから、そのシステムが自然と相容れない部分となって、現れてきてしまっています。
まあ、この地球は、もはや完全な後戻りはできないでしょう。無理に一切の人為を廃することなど、人類の自己否定でしかないのですから。
人間がどこまでその矛盾を克服しつつ、つまり自然を維持しつつ、自由。生活のゆとり。楽しみを見出してゆけるかということですね。
投稿: 代官 | 2005.01.04 16:35