H2Aロケット

~NIPPONのロケットの将来を期待したい~
6時間ほど前に、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が、H2Aロケットの7号機を種子島宇宙センターから打ち上げ、その後、衛星分離にも成功した。
既に米国衛星に頼っていた気象衛星業務が、安泰となるであろうことにも、ほっとしたが、ともかく、それを軌道に送り出すためのロケットが安定していなくては話は始まらないところ、期待の国産主力機が、過去、相次いで不成績を残していたので、今回こそはの思いを持っていた。
できるならば、種子島に行って、発射時のまばゆいばかりの噴射炎に眼を細め、深遠の空へ向けて白煙をたなびかせて登ってゆく機体の姿を、見送りたかった。
余計な話ではあるが、著名人のつまらぬゴシップや、株価に絡んだ話しなど、私にはまったくどうでもいい話が、TVの特番まで組んで30分も1時間も放映されているのに比して、ロケット打ち上げなど、随分テレビニュースで扱う時間も質もボリュームも少ないものである。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5192/3090493
この記事へのトラックバック一覧です: H2Aロケット:



コメント
10数年前、放送衛星を積んだH2A打ち上げの際に、
緊張感に包まれながら
自分とこでの生中継を見たことがあります。
そりゃそうだやね、社運がかかってたから(笑)
直前にアメリカで打ち上げたやつは失敗してましたしね。
今となっては懐かしい記憶です。
投稿: ほ | 2005.02.27 08:38
国産ロケットといえば、私が幼少の頃のラムダ4S型が思い起こされます。
これは、わが国初の人工衛星を打ち上げたものですが、私は当時、このニュースに心躍らせ、自分も将来はNASAのフォン・ブラウンのように、ロケット科学者になろうと勝手に思っておりました。
それから、三十数余年、国産ロケットは固体ロケットから液体ロケットへとなり、大型化も進み、成功したり、失敗が続発したり、果ては、NHKのproject Xに取り上げられたりと、ロケット開発にも脚光が当たっていたように私は思っておりました。
しかし、わが国のロケット開発も当初の純粋な科学研究から、商業ロケットへと開発のスタンスが移ったことと、大衆もロケット打ち上げが特に、珍しいものではなくなったことが、マスコミの報道にも影響を与えたのではないでしょうか。
また、米国のシャトルや北の首領様の国のICBMもどきのロケットの打ち上げに比べれば、わが国の打ち上げなど、ニュース性は小さいのかもしれませんね
投稿: 根古津 甲斐 | 2005.02.28 20:37
「ほ」さん
そりゃ、そうですね
そちらは、まさしく社運そのものですもんね
宇宙に向けた憧れ的な感傷とは違う、リアルな期待や不安といったものがあったことでしょう。
そちらの方面はさっぱり明るくないんですが、最近は安定したインフラが整ったのでしょうか。
根古津甲斐さん
うっ、ラムダにフォン・ブラウンですか。さすがに出てきますね(「出てくる」のは世代なのか知識なのか良くわかりませんが)。
そうですね。数え切れない繰り返しの実験、実践を重ねる諸国の開発に比べたら取るに足らない進歩かもしれません。
しかし、本心を言うと、同じ費用さえかけたら、NIPPONのロケットがあの大雑把な超大国に負けるとはとても思えません。いや、決してナチュラリズムではないんですよ。国産車を嫌って英国車を選択している身ですし・・・
ただ、こと万能・安定な機能を突き詰める局面において、日本の技術者の能力は比類ないと思っています。
まあ、それは余談でしたが、ともかく、多国からもたらされる話しでなく、ずっと身近で直接触れることのできる題材を、もう少し多角的に取り上げてほしいものだという希望も込めて述べました。
投稿: 代官 | 2005.02.28 22:37
またまた、実はロケットにはうるさい根古津甲斐です。
お代官様のご指摘のとおり、本来の日本のロケット技術は世界に冠するものと、私は信じていますよ。
極言させてもらうと、ここ数年の技術的な混乱の下原因は、宇宙開発は1980年代以降、政治に翻弄させられ、貿易摩擦の解消等の美名の下、折角の日本独自技術が潰され、安い(政治的な意味で?)米国の技術を黒い箱のまま、輸入させられたという悲劇に始まると私は考えています。
それは、日本の政治家が米国に摺り寄り、まるで、かの国の飼い犬のような姿勢を続けていたことに主な要因があり、実質的な意思決定をしていたと思われる文系の高級官僚が日本独自の技術開発に重きを置かなかったのも、その一因でもあるでしょうね。
というのは、私の私見に過ぎないとは云いたくないのが本音です。
それから、話をずっと遡らせますと、終戦間際にロケット戦闘機「秋水」を短期間に飛ばした日本の技術で、2005年以降には必ず、有人宇宙飛行という結果で花を開かせてほしいものです。
乗車人口の薄い区間に新幹線を敷設したり、高速道路を際限なく建設したりする金があれば、夢のある宇宙開発に資金をシフトさせるという、方向転換が日本の政治にもほしいものですね。
ちなみに、私は右翼や反体制運動に組するものではないことを付言しておきます。
投稿: 根古津甲斐 | 2005.03.05 22:08