« 杉玉~酒琳~ | トップページ | 貝殻の記憶~風の音色4~ »

エコロジー・・・?

N20050312_021

「地球に優しい」「環境にやさしい」?
一見心地よさそうな響きでも、あまりいい言葉とは思えません。事実を曲げていますからね。

その言葉で修飾されている事実は、客観的に書けば「地球環境への悪影響をなるべく少なくしました」という消極的な努力にしか過ぎないのに、「優しい」などと積極的努力を「してやっているんだ」のような、人間の驕りの印象に感じてしまいます。

いや、いつもいつも、そんなギスギスとしたことを考えているわけではないのですけれど、あちらこちらで、これほどうんざりするほど聞かされては、少々厳しく言いたくもなります。

消極的な努力でも、少しずつ積み重ねることは大事ですが、「優しい」や「守る」などと人間のほうが、自然より上に立ったような見方では、環境延命の進度もたかが知れたものでしょう。

しかし、そうとはいえ、私は、人の活動も否定はしません、自身が人間ですからね。不合理、不要な破壊でなければ、人が少しずつ壊すことも自然の修復でなんとか補えるのかもしれませんが、仮にいつか結局は壊滅に至る日が来るのだとしても、それは、人間という生命を生み出した地球環境の定めかなとも思えるわけです。

|

« 杉玉~酒琳~ | トップページ | 貝殻の記憶~風の音色4~ »

コメント

環境に優しい を掛け声に今 やっと 万国博覧会が
注目されてきました。(いや無理やり注目させていると言うべきか)おかげで海上の森の一部は救われましたが、いつもいく場所のすぐ前に大きな政府館ができました。ホタルの出る場所もコンクリートで覆われました。環境を名にする、天下のトヨタの企業の宣伝博です。(環境破壊)
環境より人を大事にしてほしいと言いたい。(愛知県民にかかる税金。そして福祉の予算もわれわれの給料引き下げもみんなこのためです。)

投稿: 理科大好き人間 | 2005.03.29 02:02

こんにちは、理科大好き人間さんご無沙汰です。
愛・地球博ですか。中身はきっと面白いのでしょうが、人が多いところは苦手です。
会場のお近くなのですか。いろいろ、整備の手が入ったことでしょうね。

ところで「エコロジー」≠「人を取り巻く環境問題」なはずですが、世間では「=」になってますね。
個人的には、純粋に本来の「生物と環境の相関関係を学ぶ」学問としての「エコロジー」のほうに興味大なのですけれど。

投稿: 代官 | 2005.03.29 23:06

 お久しぶりの作家の根古津甲斐です。
 エコロジー・・・「70年代後半以降に、地球環境保全の目的のために、作られた標語」というのが、私のこの用語に対する認識です。
 確かに、お代官様の指摘のとおり、人類の歴史そのものが、環境破壊の連続の歴史で、人類の側からその言葉を唱えること自体が、「おこがましい」ことで、仮に、エコ・・・を推し進めるのならば、人類は科学文明を捨て、原始生活に戻らなければならないでしょう。
 よく、SFなどである話は「環境破壊で、居住できななくなった地球」を捨て、「第2の地球」を捜しに宇宙へ乗り出す。というテーマの話がよくありました。
 果たして、エコにより地球(人類?)最後の日が、どの程度伸びるのかは不明ですが、70年代前半までの高度成長期に見られた「大気汚染、海洋汚染、土壌汚染」をあの状態のまま、進行させれば、現況では、もっと酷いものとなっていたことでしょう。
 ちなみに、私が、80年に東京に来た頃に比べれば、空や河川はかなり、浄化されているように見えます。
 その意味では、エコ・・・という標語も何らかの価値はあったし、その時代の、わが国や世界各国の指導者と呼ばれる人々にも、先見の明があったのかもしれません。
 

投稿: 根古津 甲斐 | 2005.04.02 21:55

根古津甲斐さん、こんにちは
そうですね。「エコ」は企業の意図にかかわらず、汚染の進行を鈍化させ、局地的には浄化方向に向かわせてくれました。
そういった、方向性をつけたことも賞賛です。
けれど、悲観的に見られるかもしれませんけれど、人間はそれほどには地球に優しくはない。
いいや、もちろん優しい方もたくさんおられます。でも一般論で、国を動かすのは世論であり、一政治家の世評かせぎであったり、企業を動かすのは経済であり、「考えなし」の個人を動かすのは金であることは、ちょっと変えられそうにありません。「私は違う」と言われる方のような方ばかりなら、そういうことにはならないのだけれど、金のために、林道の奥地にわざわざ廃材などを捨てに行くようなバカ者は、「エコ」の言葉も、それをどう儲けに生かせるだろうか?くらいしか考えません。
そうしたバカ者が、こういうところを読むことなどありませんし、読んだ善良な方は不愉快を極めるだけというのもあって、私はこの場では、あまり、環境問題には触れていません。

投稿: 代官 | 2005.04.03 08:28

地球にやさしい、と言えば
リサイクル
この言葉もあまり好きではないです。

リサイクルできるからペットボトルはいい!
とか、ね。
購入することで『ごみ』増えていますし!!

でも、購入してしま自分が・・・かなしいです。

投稿: umi | 2005.04.04 14:28

いやいや、この社会で生活していく上で
ある程度やむなき部分はありますよ
そういう意識だけでも、とっても大切ですけれど・・・

そうですね「リサイクル」より
「いつまでも使う」がいいな

ただ、
世の中これだけ騒いでいるなかで
車の窓から、モノを投げ捨てるなどという
その根底から理解不能な行動。
アイドリング・ストップどころではない
1時間も2時間もコンビニでのかけっぱなし。
こういうものがなくなることには
もはや期待するのが厳しい気がしています
非常に悲しい現実ですが

呼び込んで騙すための
迷惑メール
汗水流して働いて作る
偽札
まずは、こういう積極的な悪の廃絶が先決かな
まあ、これもかなり厳しいですけれど。
エコロジーには関係なさそうですが
この辺の、いわゆる「公共心」というのが
実は根底なんだろうと思います。

投稿: 代官 | 2005.04.05 00:18

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5192/3459889

この記事へのトラックバック一覧です: エコロジー・・・?:

« 杉玉~酒琳~ | トップページ | 貝殻の記憶~風の音色4~ »