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ツバメ帰る

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~今年もツバメがやってきた~

朝の扉を開いたとき、す~っと横一線、私の目に一筋の残像を映していくものがあった。
若葉の香りも漂い始める季節となり、南方からツバメが帰ってきた。我が家の周辺では一週間ほど前からツバメが帰ってきているようだ。

子供の頃には、ツバメといえば、南の国が本拠地であって、「夏だけやってくる」という印象で捉えていた。けれど、暖かい時期を日本で過ごすことは同じでも、夏に卵を産みヒナを育てる繁殖地であるのだから、「夏に帰ってくる」日本を本拠地にした鳥と言っても悪くないのではなかろうか。

ツバメは、目が大きくて足の小さい鳥であり、更に風切羽根の長いことも含め飛翔環境に特に適応している。また、小さな口は大きく開くのだが、これは空中で昆虫を捕食するのに適応している。ツバメの描く飛翔は本当に美しいと思う。

特筆したいのは、ツバメという鳥は(ここではツバメ科ツバメ属のツバメという種を言っている。イワツバメや)、人工の建造物にしか巣を掛けないことである。
元々から、そんな習性だったはずはないので、本来はどこか岩場や大木にでも巣をかけていたのだろうが、いまやそういう自然環境において巣を掛けることが、ほぼ皆無なのが不思議でならない。そういった例を見た方はおられるだろうか?

人工物に営巣するのは、外敵からの保護を人に託した結果と理解しているが、そういう関係がどうやって出来上がってきたかも興味があるし、他国においてもツバメの営巣は同様なのだろうか。

季節は、若葉がまぶしく、風爽やかな頃を迎える。

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コメント

小生も「日本で営巣し繁殖する」のであるからトーゼン本拠地は日本であるとする意見に賛同している。

投稿: | 2016.03.09 20:56

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