ホタル・近場のヘイケボタル
我が家のすぐ近くの水田まわりで見られるヘイケボタルを、少しじっくりと観察してみた。
ヘイケボタルの活動開始時間は、先日見学に行ったヒメボタルよりずっと早い。
日が落ちてから、さほど時間も経っていない19:30頃に水田へ降りてみると、まだ、空はうっすらと僅かな残照が残るのに、既にいくつかの光の粒が行き交っていた。
光はゆっくり点滅しながら、草地からフワリと舞い上がり、水路に沿って左から右へ一定の方向へ流れてゆくように見えた。だからといって、右方向へみな光が滞留してしまっているわけではないのだが、右から戻ってくる光はあまり目に付かない。
私はしばらく、そこで固まってしまったように見入っていたが、そのうち、草にとまっていた一匹の光の強さが増したような気がして、おやっ?と、そちらへ視線を移した。すると、近くの宙を舞うもう一匹のホタルが同じように光を増したかと思うと、草の葉の上にとまっているもう一方のホタルのところへふわりと近寄り、すぐに2つの光は1つ明るいの光となって、きらめきくようにそのまま瞬き続けた。
ホタルの光の交信と出会い、そして結ばれるひとこまは、一瞬の間の出来事ではあったが、ほほえましくも羨ましいような印象深いシーンであり、その映像は頭の中に深く刻まれた。
この近場のヘイケボタルの光、毎年絶やすことなく、ずっと残したいものだが、残念ながら、どうも少しずつ確実に減ってきているようにみえる。
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