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スズメバチの巣

N20041030_0021
~林道脇に見かけた立派な家~

いま、家の住替えの作業をしている。住替えといっても、新居は従前の居宅の隣と言おうか、同一敷地内と言おうか、とにかく現在の3世代での居住形態を、世代により世帯を分けたわけである。
しかし、隣でも転居は転居、なかなか大変な作業で、体のあちこちが痛くなってしまった。

さて、世代と新居といえば、ハチの巣、アリの巣を思い起こす。社会生活を形成するこれらの昆虫の家というより城のようなものではあるが、世代を交代していくたびに新たな家が形成されてゆく。

ところでこの時期(8~10月ごろ)はスズメバチの被害が多い月である。つい最近も、男性が50箇所も刺されて死亡した事故がニュースで伝えられていた。ときには、数回刺されただけでも、人の命にかかわる毒をもつスズメバチは、毎年3桁もの人命を奪うほどの、脅威ではある。エネルギーはともかく、ちょっとした地震や台風より、実害は大きいと言えるかもしれない。

山で、カブトムシなどの甲虫を追って、蜜の出る木にたどり着いたものの、このスズメバチに邪魔されて、なかなか近づけないなどのカワイイ被害もあるが、自分の家などに巣を作られたことにはたまらない。私は昆虫好きだし、ハチやアブなどを特に怖がりはしないが、やはり、自宅にスズメバチに巣を作られては、いかにもたまらない。

山間部の開発が進んだことによるのか、年々、スズメバチ被害の社会問題化も大きくなってきている。気候が高温少雨化傾向にあるようにみえることも、クマゼミなどでもそうだが、スズメバチでも適性を向上させているという風に疑う余地もある(私は、こういったことの因果関係は、常に断定した結論を出すことは、かなり難しいというスタンスです)。

スズメバチは、春、5月あたりから巣を作り始め、夏から秋、8~11月ごろにかけて、巣の大きさが最も大きくなる。このころになると、1つの巣のスズメバチの個体数も増大し、巣の防衛体制も強化されて、かつ、攻撃性が高まるため、人が刺される被害も、この時期に集中する。

自宅などに作られた巣が大きくなってしまったら、もはや駆除業者などに依頼するのが安全である。噴射式の駆除剤も売られているが、万全の知識と防備を身に着けていないと、なにせ相手は人命にかかわる危険生物である。実害に対するリスクは最小限にとどめたい。
せいぜい、自宅の軒先や屋根裏などを、スズメバチに新居の地として選ばれないよう、事前に気をつけたい気もするが、効果の大きな予防方法も知らないし、そんなタラレバのリスクに資金や手間をかける気がない自分である。

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