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スズカケの木

N20051228-142502
Photo:Nikon D200/AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm/合成
~北風に鈴が揺れる~

冬の公園は、枯れた芝生とプラタナス。そんなイメージが自分の中にはある。
近くの公園を歩いてみたが、やはり、この地の公園は芝生にプラタナスが冬の標準的な景色なのかもしれない。

凧上げをする親子に、ふと手を貸したくもなるが、それは大きなお世話というもの。なかなかうまくは上がらないのだが、それでも走り回ってはしゃぐ母と子は楽しそうである。ベンチに座ってただ黙って眺めていたが、ちょっとこちらが楽しい気分にもなってきた。そういえば、凧上げもずいぶん久しくしていない。

公園を囲むように立ち並ぶプラタナスは、春4月ごろに開花して、種と毛状ものが丸い玉のように集まった実が秋出来る。この実を集合果というようであるが、この実が木にぶら下がる様が鈴を架けているように見えるので「すずかけ」ともよばれる。

この樹は最もよく見る街路樹であるかもしれない。
白と緑のまだら模様がある幹と、大きな楓のような葉、そしてすずかけの実、きっと誰でもそれとすぐ解る。大きくなれば20m以上にもなる高木である。
ちなみに通常知られているのは3種くらいで、「スズカケ」と「アメリカスズカケ」そして、公園や街路樹として普通に見かけるのが、それらの雑種の「モミジバスズカケ」であるという。

北風が吹きぬける公園には、葉を全て落とし無数の鈴をぶら下げたズスカケの樹がよく似合う。走り回る親子、鈴と一緒に凧が引っかからないといいのだが。

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