流星
Photo:Nikon D200/AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm
(18mm 0'04" F3.5 ISO400)
~願いより感動が先に~
流れ星というものが、夜空の星が落ちるのではないということに気づいた頃は、世の中の色々な仕組みが次々とわかり始めて本当に楽しい頃だった。
星が落ちるという見方は、大地の上の天蓋のような天とそこに張り付いた星というものの存在を前提とした発想だったから、今も昔も合理主義な自分にとっては、そのように信じたのはかなり幼い頃までのはなしで、そんなロマンチックな見方は、もうできなくなってしまったのだけれど、それでも、一つ一つ違う明るさ、違う長さ、ちがう速さ、違う色、そして明るさが著しく変わったり、空に跡を残したり・・・と、そんな流れ星に憧れみたいなものはある。
流星群のような、方向の定まったものではなく、散発の大きな流星に出会ったときはひときわうれしく感じる。「寿星・カノープス」の項に書いたけれども、たまたま夜の街を1枚だけ撮影したとき、その時間・その視界にピッタリはまって、レンズに映ってくれたこの流星は、途中で一瞬の大きな煌きと揺らぎを見せて地平方向へ消えていった。
こちらから願い事を発するよりも、いつもこちらが受ける感銘のほうが大きいような気がする。
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