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氷の花の紋2

N20060108-141416
Photo:Nikon D200/AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm
~近隣のこの池にも同じ模様が~

前投稿後すぐに近隣の他の池をいくつか見て回った。幸い家の周辺には湖沼は数多い。
すると、他の池にも規模の大小はあるが、やはり同様の文様が湖面の氷に浮き出ていた。

そうしてみると、

①このあたりでは池に氷が張ること自体が最近少なく、その上に雪が積もることはなお珍しいことで、いつもの冬季の条件では見かけたことがないこと、
②文様の丸い部分は、雪がいったん水を含み再度凍ったときのような色合いで、やや厚みがあること、
③周辺の池に一様に文様は見られたこと、
④文様のまん中には穴が見られ、文様はその穴を中心としたほぼ真円状であること、
⑤あまり意識はしていなかったが、全く初めてみたのではなく、どこか(おそらくスキーの行き返りでの景色)では見た覚えがある現象であること

などから考えて、やはり一昨日の朝凍った湖面の薄氷の上に、夜になって雪がうっすらと積もり、そこに何らかの穴や亀裂を通して毛細管現象のごとく染み出した水が描いた円状の模様であって、この地域に限らなければ、特別珍しいものではないのではないかと結論したがどうだろう。

やはり、これは氷紋の一種なのだろうか

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コメント

 林道さん、はじめまして。お写真拝見して大変面白いと思いました。
 原因は何でしょうか? 可能性としてベナ―ル対流かもしれませんね。湖沼の水が水面から冷やされて重くなると、みそ汁を下から暖める現象の逆になって、細胞状の対流(非常にゆっくりした)が発生したのかも知れません。細胞が隙間なく表面を埋めるには6角形でしょうけれど、主要な対流部分は、その中の円環状部分で、上昇してくる水温はちょっとだけ暖かい。その差で文様が・・・。そうだとすると、無風で、急冷され、雪まで降るとなると…、幸運でないと撮れませんね。撮られた林道さんも、拝見したわれわれも幸運な年になりそうですね。

投稿: 柳野 健 | 2006.01.08 17:42

柳野さん、コメントありがとうございます。
なかなか面白い現象です。周辺の池も回ってみたことを、本文(2)にも書きましたが、更に範囲を広げて周辺の池を見て回りましたが、やはり、この一帯の池で当日(1月7日)の朝は一様に広く見られたと考えられます。
してみますと、おしゃられるように一次的形成ということになるには、かなり条件が限定され厳しいと思われますことと、見た目の形状を観察している限りでは、やはり、はじめに薄氷がありきで、その上に降雪という中で出来た二次的なものと考えるのがもっとも自然と思われました。
また、池の氷が表面から凍ることは、一見単純に当たり前と考えがちですが、例えば、水の密度が0℃でなく4度で最大になることなども併せて考えるとき、いろいろ面白いことを考えさせてもらえますね。
いずれにしても、今回も、とても興味深く観察できた現象で楽しむことが出来ました。

投稿: 代官 | 2006.01.09 20:10

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