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乾燥芋

N20060225-142907
Photo:Nikon D200/AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm
~冬の茨城の風物といえる~

茨城の海、鹿島灘沿いを車で流していると、「干し芋」の看板が目に入った。
少々時期は過ぎかけてしまっているはずだが、ふと食べたくなって国道を外れ、細い農道を縫って製造業者を訪ねてみた。

比較的大きな規模で製造しているところに立ち寄ってみると、まだまだたくさんの芋が干してあった。実際に匂いがこちらに香ってくるようなことは無いのだけれども、なんだか、しっとりした甘味が直接伝わってくる。

原料の芋は通常、甘味の元の澱粉が多い「タマユタカ」という芋を使い、それが茨城の火山灰土壌が栽培に適すのと、この地域の冬季特有の風も芋の乾燥に必要であること、更にやわらかさと甘みを整えるのに、昼夜の寒暖の差という条件も揃っているようだ。天日の恵と寒風で鍛えた茨城の名産といったところだろうか。

乾燥芋は、そのまま食べても美味しいし、よく、だるまストーブの天板に乗せ、半焼にしても食べたものだった。試食させてもらったが、甘みといい柔らかさといい、さすが産地の現場で食すといっそう美味しく感じられた。

ここではよく見る灰色のもののほかに、褐色の種類のもの(芋の種類も聞いたが失念・・・たぶん「ベニアズマ」)も置いてあった。聞いてみると、褐色の方はあまり広くは市場に出していないらしい。また、やはりシーズンは秋から冬、農家で自家用などに作るものは年明けあたりで終わりらしい。

ハウスなどで乾燥するのでなく、生の天日干しは、手間はかかるだろうが、やはり、いかにもおいしそうに感じる。もちろん、天日の恩恵をたっぷり含んだ甘味を家へ持ち帰った。

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