« 冬の朝、春の朝 | トップページ | イラガの繭 »

ジョウビタキ

N20060108-1425240002pp
Photo:Nikon D200/AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm
(200mm 1/180" F5.6
 トリミング)
~低い小枝で縄張りを見渡す~

最近、頭に白いものが急に増えてきた気がする。
自分の同年代を考えれば、かなり少ないほうだと思っていたが、それだって相対的な話であって、日々確実に増殖しているのは否めない。
まあ、最終的に真っ白になったとしても、それはそれで世の定めであって当たり前の話だし、積極に歳をとりたいなどとは考えるはずはないのだが、かといって、とってしまった歳に相応であるならば、真っ白な頭もまったく嫌なわけではない。

さて、ジョウビタキは、ヒタキ科の冬鳥で、夏季の繁殖は大陸であるようだが、冬になると日本全国に渡ってきて、比較的身近なところでも目にすることができる。この画像はオスであるが、オスは縄張り意識が強くて見た目も気丈な感じで活力がある。これに比べてメスはもっとずっと薄い配色で優しく可愛いイメージである。

漠然とこの鳥の名前を知ったとき、第一印象として「ジョウビ」の部分に誤って「常日」と当ててしまった。明るい森の中で、常に木もれ日の差す枝にとまって、楽しげにさえずっているような姿を勝手に想像したからだと思う。

しかし、実際には「ジョウビタキ」とは「尉鶲」と書く。「尉」は、官職の名前でもあるが、ここでは白髪の老人を指すようで、確かにそう言われてみれば、この鳥の頭部はちょうど白髪のような明るいグレーで、さっきまで若々しく気取って見えていたこの鳥の顔が、なんだか急に威厳のあるように感じるから不思議なもの。

「ヒタキ」のほうの語源は、「火焚き」が有力なようである。この鳥の地鳴きは「チッチッ」と鳴くが、嘴を「カチッ」っと鳴らす小さな音も出す。この音を火打石の音と聞いたものなのか、真偽は定かではないが。

デジタル一眼カメラにより、最近になって野鳥がまあまあの状態で撮影できるようになった。この画像くらいの距離(数m)ならば高倍率のズームでもUP可能だし、もっと遠いところでも手元の小型望遠鏡筒に直付けで、超望遠レンズ代わりになる。しかし、操作性のよくないこの望遠鏡のMFでは、てこずっている間にフォーカス外に鳥が移動してしまったり、悪くするとどこかへ飛んでいってしまうことも多い。機敏で正確なAFを備えた超望遠レンズが欲しいもの。しかし、おいそれと手を出せる金額の代物ではない。

|

« 冬の朝、春の朝 | トップページ | イラガの繭 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5192/8473679

この記事へのトラックバック一覧です: ジョウビタキ:

« 冬の朝、春の朝 | トップページ | イラガの繭 »