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スズメの花千切り

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Photo:Nikon D200/SIGMA 70-300mm F4.5-5.6DL(100mm 1/160" F6.3)
~良く知るスズメのかくれた習性~

我が家の周辺も、桜がそろそろ満開になる。
さほど見事とはいえないまでも、この町内に入居したての頃の細く小さな桜の木を思えば、ずいぶん立派に花をつけるようになったものだ。それだけ年数も経ってしまったわけではあるが・・・

さて、桜の木を一本一本めぐってみると、まだ満開前で花びら一枚散ることはないが、ポトリ、ポトリと幾つか花が丸ごと落ちていた。
はは~ん、スズメの仕業かな?

ここにはスズメもヒヨドリもメジロもよくやってくる。これらの鳥だけではないと思うが、ともかく桜の蜜は共通する好物であり、花の頃はにわかに桜の周囲が賑やかになる。

このうちヒヨドリとメジロは、もともと植物食が主体であるので、サクラの花は傷めずにの奥のほうにある蜜を、細いくちばしを使ってうまく吸い取ることができる。まあ、ヒヨドリはやや大きめなその体のせいか、枝の中を移動するのにサクラの花をたまに落としてしまうこともあるが、大抵は花びらだけが落ちる。

しかし、スズメは雑食性でくちばしが太く、サクラの花の奥までは届かないため、蜜を吸うために花の根本から丸ごと食い千切り、蜜だけ吸って残った花はそのまま下に落としてゆく。
そう、私たちが子供の頃に、赤いサルビアの花を千切り取って、蜜だけ吸って残りを捨てたのと似たようなもの。

人に最も馴染みがあって、目新しさを感じないように思われるスズメだけれども、このスズメの花千切りは、まだ、ほんの20年くらい前に、はじめてその行動が知られるようになった習性なのである。

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