カルガモ
Photo:Nikon D200/AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm
~夏にもいる身近なカモ~
渡りをする冬鳥、夏鳥の入れ替え期はとうに過ぎて、空には青空を切り裂くように飛ぶツバメの姿が目立つようになってもう久しい。冬の水鳥たちであれだけ賑やかだった近所の池も、だいぶ静かになったのだが、まだ、幾らかの地味なカモの一群が居残っている。
この地味な羽色のカモはカルガモで、外観での特徴といえばオレンジのくちばしと、目のラインに沿った黒毛くらい。雄の羽が鮮やかなことの多いカモの仲間にあって、カルガモは雌雄ほぼ同色である。
ところでカルガモは、漢字で「軽鴨」と書くようだけれども、決して体重が軽いカモではなく、むしろカモの仲間としては十分に重たい方である。また、そのついでというわけではないけれども、腰のほうも重たいようであり、夏になっても渡ることなく日本に一年中留まって繁殖をする珍しいカモということができる。まあ、それだからこそ、テレビのニュースなどでもよく取り上げられるように、親鳥の後をチョコチョコとついてゆく可愛らしいヒナ鳥の姿を身近に見ることができるわけである。
とまあ、そういうわけで、「カルガモ」とは、どうやら漢字で古くは「夏留鴨」と書かれていたようにも言われている。
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