爬虫類の住める庭
Photo : Nikon D200 / Tokina AT-X M100 AF F2.8
~シマヘビが遊びに来た~
湿度が高く空模様のはっきりしない日が続くが、本格的な夏はもう間近で、雲間からときおりのぞく日差しは、肌をつき差すような真夏の日差しそのものである。
庭の雑草もいままさに伸び盛りで、汗をかきかきひととおり草取りをしても1週間であっという間に元に戻るのには辟易するが、草取りをしていると、毎度のようにニホントカゲが顔を出すのがかわいい。
我が家の庭には、数匹のニホントカゲが住みついている。このところ、草取りのたび毎度顔を出してくれるのは、おそらく昨年の夏に孵化した幼生である。ちなみにニホントカゲは5~6月に卵を産み、2ヶ月ぐらいで孵化。メスはその間卵を守るようである。
ニホントカゲの幼生とはいっても、そういうにふさわしく小さかったのは春くらいまでで、いまでは孵化して1年近く経ち、もうずいぶん大きくなったものだ。真っ青だった尾の色も少しづつ褐色を帯び、体つき全体もずんぐり丸くなってきたのが分かる。もうそろそろ大人の仲間入りと言ってもいいのかもしれない。
餌となる小昆虫が多いこの時期、活発に走りまわっている。
少し前、庭にシマヘビがやってきた。
おとなしい性格のシマヘビの顔はかわいらしかったが、体長は180cmはあろうかというなかなか立派な蛇だった。ふと、気が付くと、野鳥がよく来るキンモクセイの木に巻きついて昇っていこうとしているところで、ちょっと一休みしているところを失礼して、アップで画像に収まってもらった。
訪問の狙いは野鳥か、アマガエルだろうか、こんな立派な蛇に庭の片隅にでも住みついてもらえると、住宅地内の庭としては、たいへん理想的なのだが、ひととおり用は住んだのか、数日のうちには、他の場所へと移って行ってしまった。
周辺の野山においても、だいぶ爬虫類たちにとっては住みづらくなってきてしまっている。できれば、こうした静かに暮らすものたちをそっとしておいてあげられる環境を残したいものだが、世の流れはなかなかうまくいかない。せめて小さな庭で、ひとときだけでも、ゆっくりくつろいでもらえたらいいなと思うし、不都合なければ、住み着いてもらえればなおいい。
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