« 反射炉 | トップページ | カマキリの産卵 »

スキャナー画像

2006122417
~直SCANは写真より有利な部分もある~

スキャナーで庭の落ち葉をスキャンしてみた。最近のフラットヘッドのスキャナーは、実に安価で解像も高い。パソコンを所持する多くの方が、プリンターとの併用機種も含めてスキャナーを所持している。

スキャナーで、よりうまく撮影するには、技やコツもあるのかもしれないが、とりあえずそういうものなしで、ただスキャナーのガラス原稿台の上に葉をぱらぱらと乗せただけで撮影してみたが、それでも、このように十分きれいに図鑑的マクロ撮影ができるので、植物や鉱物などの静物を撮影するにはかなり有力な手段の一つとも思われる。

カメラ(デジタル・フィルム共通)に比べて優れた点は、同じことをやろうとするなら撮影がずっと容易であることだろう。一眼レフカメラの場合、このようなマクロ撮影には、マクロレンズが必要だし、もっと特殊な光学装置(注1)も必要になりそうだ。また、マクロ撮影が得意なコンパクトカメラも含め、平準的に光を当てた撮影をするには、それなりのライティングシステムが必要になり、カメラにさほど入れ込みのない大多数の方には機材の面で無理がある。また、撮影技術も結構必要である。

もう一つ、本質的にはより重要な事であるが、おそらくは、うまく使いこなすと、カメラ以上の精密な記録が出来るのではなかろうか。微小な植物の構造などがかなり精細に記録できるものと期待でき、スキャナーの解像度を上げてやれば、相当の高画質(わかりやすくデジカメの画素数にして3000万画素(注2)くらいに相当するようなイメージ)が期待でき、これから私も機会を見て少しいじってみたいと思う。

一方、難点もある。
まず第一に、自然のフィールドで生物などのそのままの姿を撮影できないことである。これをこなすのは、はやはりカメラならではのことであろう。

そして、もうひとつはフォーカスだろうか。
当然のことながら、スキャナーの焦点は原稿台に固定してセットされているので、紙のような平面的なものを撮影するのは問題ないが、厚みのあるものは台から離れれば離れるだけボケてしまう。被写界深度自体は案外深いのだが(注3)カメラのように、被写体の奥に焦点を当てて撮影することはできず、常に一番前面に焦点が来る。

そういうわけで、最近購入したわけでもないのに、ちょっとした気まぐれでいじってみたスキャナーが、結構遊べそうでちょっと楽しみになってきた。

(注1:マクロレンズだけでは、「等倍撮影」といって、実物とフィルム上に記録されるサイズが同じくらいの倍率の撮影がせいぜい)
(注2:これはまったくの適当な表現に使ったもので、3000万画素という数字には何の意味もない。見出しの画像の原画はPC画面で新聞紙大だが、まだまだスキャナーの性能上では中画質である)
(注3:被写界深度とは、簡単に言うと焦点前後の、焦点がだいたい合っているように見える範囲の奥行の長さ)

|

« 反射炉 | トップページ | カマキリの産卵 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5192/13188193

この記事へのトラックバック一覧です: スキャナー画像:

» ジーンズ生活はじめません(?。?) [フラットヘッド好き!フラットヘッドのジーンズがほしい人集まれ♪]
フラットヘッドのジーンズやジャケットなどのことについて語れたらな〜と思っています。また、お勧め商品などを紹介していけたらな、と思っているのでよろしくお願いします。 [続きを読む]

受信: 2006.12.27 00:00

« 反射炉 | トップページ | カマキリの産卵 »