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カマキリの産卵

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~これが最後の産卵になるだろうか~

我が家の庭で、初冬となってもときおり姿をみせ、活動を続けていたオオカマキリのメスが、今日はヤツデの樹上に産卵していた。何回目の産卵になるのか、季節から見て、おそらくこれが最後になるのではなかろうかと思われる。

カマキリは一度卵を産んでも、餌をとって栄養を蓄えれば、また産卵を繰り返すことができる。カマキリの産卵方法であるふかふかの卵の入った塊のようなものを「卵のう」(※注)というが、カマキリは生涯にその卵のうを3、4回形成して産卵をするようである。

メスの卵巣にはかなりの数の卵があるらしく、卵のうには200個くらいの卵が入っているようであるが、その卵のうを20個ほどつくれるくらいの卵が卵巣に保存されているともいう。

そして、実際にどれだけ卵のうを残せるかというのは、産卵の間に摂れる餌の量で決まるようであり、卵のうの大きさも栄養や、また産卵回数によっても変わってくる。

そういう要素もあってか、冬になってから今日産んでいた卵のうはちょっと小さめのものに感じられた。

※注:両生類(モリアオガエルやサンショウウオ)やクモの仲間には卵のうを産むものが多い

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コメント

小生、現在、山を舞台にした短編を執筆中ですが、草木や菌類についてはかなり知っているつもりですが、昆虫については全くの無知です。そこでお伺い致しますが、カマキリはいつ頃巣を作って産卵するのでしょうか。ご教示頂ければ幸甚の至りです。
       広島市佐伯区観音台4丁目30-3

投稿: 木下訓成 | 2007.03.20 08:38

木下さん、こんにちは
コメントありがとうございます
カマキリは、巣は作りません。卵を産むのは上の記事のとおり「卵のう」という、泡が固まったふかふかしたものの中で、卵と泡は一緒に産み出されて、草木の枝など付着させられます。
日本のカマキリは、春に生まれて、成虫になるのは晩夏から晩秋にかけてです。当然、産卵はその時期にされますが、正確な時期となると、9月から11月が普通ですが、早いものでは8月に見られることも稀にあると思いましたし、この06年12月28日の記事の時期のように、すっかり冬にはいっていても、温暖なところでは産卵が見られる場合もあります。

投稿: 代官 | 2007.03.21 11:49

冠省 カマキリの産卵について早速ご回答頂き深謝致します。12年前に定年退職後、暇潰しに書き始めた小説や随筆で22個の文学賞を頂き、すっかりはまってしまいました。 今月11日には第2回木山捷平短編小説賞を頂戴しそれがたまたま山を舞台にしたユーモア小説だったものですから気を良くして、再度「柳の下の泥鰌」を狙うつもりで目下執筆中です。カマキリに関する記述、大変参考ににりました。重ねてお礼申し上げます。 匆々不悉

投稿: 木下訓成 | 2007.03.22 10:57

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