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ミコシグサ-ゲンノショウコ

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~花もいいけれど熟した実がかわいい形~

ミコシグサ(神輿草)とは、まさしく見たままの姿を現した名前であるが、この形には心惹かれるものがある。

この草の正式な名前はゲンノショウコ(現の証拠)という。夏から秋にかけての野山で、枝先や葉の付け根から出した軸ごとに2、3個のサクラ型の5枚弁の花を咲かせる。花びらの色は白、紅紫や淡紅など一様ではないが、我が家の周辺ではたいてい白だったと思う。そして、実が熟してくると展開して画像のような粋な形になり、この形が神輿にたとえられた。

それにしても、小さな草の種ではあるけれど、秋~冬の野にこの姿を見つけると、周囲が色をなくしている季節だということもあって、花のガクの部分の赤いふちどりに乗った神輿の飾りは、なかなか味わいのある色形ではないだろうか。

ゲンノショウコは、日本では江戸時代から民間薬として用いられ、時間をかけて十分煎じて服用すれば、食あたり、下痢、慢性の胃腸病、便秘などに効き目がある整腸剤となるらしい。飲みすぎによる副作用もないようであるから、「現に良く効く証拠」という名前に惹かれて胃腸の弱い私も飲んでみようかなという気にもなる。

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