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シャボン玉の映り込み(その3)

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~スプーンで再現した正立像と倒立像~

シャボン玉の映り込みについて、星の写真屋さんであり、いつもとてもお世話になっているARGOさんから貴重な考察をいただいた。

簡単に書くと、
まず、シャボン玉に写った正立と倒立の2つの像の反射面であるが、正立像はシャボン玉のこちら側の面で凸面、また、倒立像は私が前回書いたシャボン玉の向こう側の面での2回反射などとは考えずに、シャボン玉の向こう側の面は凹面であるのだから、単純に1回反射で倒立するだろうということ。
次に、各像の大きさは、確かに(その2)に掲載した撮影者の私の像のように近接した対象物は、倒立像が大きいが、(その1)の家屋の像を比べると、正立像のほうが大きく、これら大きさが違って映るのは、凸面と凹面にカメラからの距離の差の問題ということである。

最初のご指摘は、かなり私がうっかりしていた点である。凸面鏡には正立像が写るのはいいとして、凹面鏡に倒立像が映るというのは、いまさらながら考えれば当たり前のことであった。丸スプーンでの模擬実験のヒントまでいただき、おそらく正解といっていい考えで、大納得である。
したがって、この記事の(その2)に書いたことのうち、向こう側(裏側)の面での反射は2回ではなく1回に訂正する必要がある。

2つ目の像の大きさについては、上下反転画像との合成画像まで作成して説明いただいた。確かに家屋の像は正立像のほうが大きくて、撮影者の像の大小とは結果が逆である(元画像を私のノートパソコンのモニターいっぱいの表示で確認すると、正立像は77mm、倒立像は74mmだった。)。
この大きさの違いについては、凹面鏡のパースペクティブ(遠近感)の問題であるので、キッチリした答えはなお検討が必要だと思うが、基本的には無限遠の距離にある対象物は、より近くにある凸面で反射した正立像の方が大きく見えるのだろうということになろう。

ヒントをいただいたスプーンの反射を使い、シャボン玉を撮影した同じ場所にて、凸面と凹面の反射像を並べて掲載してみた。

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シャボン玉の映り込み(その2)

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