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夢のはなし

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~これはただのカラスウリ~

元旦の夜の夢は「初夢」、しかし、今年はどうも記憶に残っていない。

歳を重ねるごとに夢を見なくなったのか。そう感じるだけで、起床後まで覚えていられなくなったのか。どちらにしても、最近はあまり印象深い夢を見た覚えが少ない。若い頃は夢を映画のように楽しんでさえいたくらいだったのだが。

・・・落葉樹に囲まれつつ少し開けた山中の野原、一陣の風に落ち葉がにわかに舞い、どこからともなく朱色に色づいた、ラグビーボールのような見覚えのない「樹気の実」という名の木の実が、回転し浮遊しながら飛んできた・・・

少し前に見た夢の中の一場面である。私の脳が勝手に創出した夢の話などなんの意味もないが、久しぶりにとても鮮明で強いイメージを残す夢だった。夢というものに、外部から直接リアルタイムのデータが入り込む要素があるとは思えない。だから、見たことも経験したこともないような夢の場面であっても、それは意識の内外を問わず、自分の脳裏のどこかのメモリーに蓄積されたものが引きだされたり、紡ぎ合わされて創られたものと考えざるを得ない。

そうすると、私が見た「樹気の実」とは、今の自分に内在する、どのような意識・記憶が何を表現するために創りだしたものなのだろうか…などと考えてみたりもするが、もちろんそれが何であるのかは解らないし、分かったところでどうなるわけでもない。

けれど、いずれにせよ、人の脳の働きは、いろいろ不可解で面白いものである。

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